【HID】片側が点灯しない
スフィアライトのHID製品で起こる多くの問題は、基本のトラブルシューティングで解決できます。基本のトラブルシューティングを試し、解決できなければ次の手順に進んでください。
1.HIDバラストの接続を確認をする
HIDバラストの配線の接続をしっかり行うことで問題を解決できることがあります。
1.電源ハーネスの接続が逆になっている場合があります。その場合は逆に差し込んでください。
2.HIDバラストの電源ハーネス接続部が接触不良の可能性があります。その場合はHIDバラスト側のピンをペンチなどで広げ確実な通電を促します。
※ イメージ図
2.HIDバルブの左右を入れ換える
点灯しないHIDバルブの左右の入れ換えを行うことによって、原因の特定ができます。
点灯した場合:HIDバルブが故障している可能性があります。新しいHIDバルブに交換してください。
点灯しなかった場合:下記の手順を行います。
1.ヒューズが切れている →
基本的なトラブルシューティングをご確認ください。
2.HIDバラストが故障している → 新しいHIDバラストに交換してください。
3. 電圧効果が起きている → HIDキットを片側のみに接続させ、点灯する場合は電圧降下が起きています。その場合は
電圧降下防止リレーを取付けることにより解決します。
※ここから下は電圧降下防止リレーまたはH4リレーハーネスが付属している製品のみが対象となります。
3.アースポイントを確認する
電圧降下防止リレーやH4リレーハーネスのマイナスアースがうまく取れない車種もございます。その場合はアースポイントを変えることで解決します。
アースチェックポイント
1.他の電装品とアースが重なっていないか確認する。
2.アースをボディとバッテリーのマイナス端子でそれぞれ取っていないか確認する。
3. アースポイントを、ヤスリやサンダーで削る。
4. アースをバッテリーのマイナス端子から取る。(※ 電流センサー搭載車は除く)
4.電圧降下防止リレーを確認する
小さいバッテリーの車輌や、他に電装品をつけている場合などは電圧降下リレーを装着していても電圧降下になることがあります。その場合はHIDキットを片側のみを接続し点灯確認を行ってください。
点灯する場合は電圧降下が起きているのでバッテリーの容量を上げてください。
また、上記に当てはまらない場合はリレーの故障の可能性があります。その場合は電圧降下防止リレーを新しい物と交換してください。
5.H4リレーハーネスを確認する
H4リレーハーネスは3極コネクタを片側しか使いません。そのためもう片側に抵抗が感知されず、エラーが出てしまう場合があります。
空いている車体側の3極コネクタにハイビームインジケーターキャンセラーを装着することで解決するケースがあります。
6.H4リレーレスタイプの場合
リレーレスタイプで不点灯になってしまった場合、リレーレスハーネスのみを左右入れ替えて点灯確認を行ってください。
点灯する場合はリレーレスハーネスを新しい物と交換することにより解決します。
解決しない場合やご不明な点は
サポートセンターへお問い合わせください。